イスラム教について超簡単に書いてみた
イスラム教についてごく簡単に書いてみました。詳しく知りたい方は図書館で文献を探してみてください。
1基本事項
誕生した時期・・・7世紀
誕生した場所・・・アラビア半島に存在する「メッカ」ムハンマドが生まれた場所。
聖地・・・メッカ
2誕生背景
ムハンマドは元々行商として暮らしていてそこそこ稼いでいた。
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40代で洞窟にこもり始める。いろいろ考え事する
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なんか急に天使が出てきて「これから神の言葉を伝えるから読め。」と言われる
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神から授かった言葉(啓示)を周りの奴らに伝えるようになる。
これがイスラム教の始まり。
イスラム半島は元々多神教だったから、イスラム教は最初なかなか定着しなかった。
暗殺されそうになったりするけど、場所を移動しながらイスラム教の拠点を築いていく。
3ムスリムの掟
イスラム教には、6つの事を信じ、5つの事を守る「六信五行」というものが存在する。
六信(6つの事を信じなさい)
1アッラー 神
2天使
3経典 ※コーラン
4預言者
5来世
6天命 ※神の意思がこの世のすべてを決めている
五行(5つの事を行いなさい)
1信仰告白
2礼拝
3喜捨
4断食
5巡礼
4イスラム教の宗派
キリスト教にも、カトリックやプロテスタントなど複数の宗派が存在するように、イスラム教にもいくつか宗派が存在する。ここでは主要な2つの宗派について書く。
スンニ派(多数派 85%)
イスラムの教えを守ればいい。
シーア派(少数派 15%)
ムハンマドの後継者である4代目アリーは、ムハンマドのいとこ。アリーの死後、「アリーはムハンマドの血を引いていたし、あいつが正式な後継者だ!あいつ以外考えらんない!無理!」となって、そういう人たちが一定数存在してて「アリー党派」みたいなができた。これがシーア派。
アリーとアリーの子孫のみが正式な後継者だと主張するのがシーア派。イランに多い。
スンニ派(ワッハーヴ派)
サウジアラビアの国教。色々と厳しい考えがサウジアラビアには根付いている。
特に女性の権利は制限されていて、働くこともできないし、車の運転もできないし、家族以外の男性には姿を見せてはいけないとか決まりがある。
サウジアラビアには法律も国会もない。神の言うことを守ればいいからである。
5その他基本事項
・ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も同じ「神」を信じている。